【2022最新】美内すずえ先生は現在71歳・『ガラスの仮面』完結は目前! | プレTALK

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『#絶望的だけど続き待ってます』がトレンド入りし、原作の方が既にご存命ではない漫画や、なぜか1巻で終わった漫画・色々謎な漫画が並ぶ中、「あれ、どうなった?」の話題に必ずと言って良いほど挙がるのは、美内すずえ先生の『ガラスの仮面』や『アマテラス』ですね。アマテラスに至っては、2022年1月に新刊が出たような告知もありましたが、1994年に初版された『倭姫幻想まほろば編』の新装版でした。

続きが気になったまま10年の時を超えた読者たち・・・美内先生の漫画の続きが出ないの真相を確かめたいと思います。

1951年生まれの美内すずえ先生は現在71歳ですが、2年前の2020年にはガラスの仮面の『紅天女』のオペラ版の脚本や演出を手掛けるなど、精力的に活動されています。ここ数年は、元SMAPの稲垣さんや草彅さんは主演の舞台や映画作品を楽しまれています。芸術的なものに事細かに触れ、元気いっぱいのご様子です。ガラスの仮面は、1976年にスタートし、49巻までの累計発行部数が5000万を超え、1984年にドラマ化で再燃、現在もあらゆる企業とのタイアップコラボや、LINEスタンプなど、

その人気は衰え知らずで、話題を呼んでは世代も超えて伝わっていきます。

16才の時、「山の月と子だぬきと」が集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞し、高校生漫画家としてデビュー。 以後、「13月の悲劇」「はるかなる風と光」「妖鬼妃伝」等、次々に意欲作を発表し、人気漫画家となる。

1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は開始当初より超ベストセラーとなり 少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から絶大な支持を受け、TVアニメ化、ドラマ化、舞台化されている。

美内すずえオフィシャルサイト

美内すずえを検索すると、『宗教』『スピリチュアル』と言ったワードが並びます。

宗教に関しては、そういう類のものではなく、『天河曼陀羅』とは字の如く曼荼羅のことですが、

森羅万象のような自然の摂理を信じるというか、調べるグループのような感じですね。

個人的な話になりますが、15年ほど前に、ふらっと入った喫茶店で『アマテラス』が目に入り、気になってAmazonで購入した時は中古しかなく、しかも当時の定価(400円)の本を5冊セットで4000円超えで購入したのを覚えています。当時も続きが気になって検索したのですが、作品の続きではなく、美内先生のスピリチュアルな面が多々出てきました。

『アマテラス』にまつわる音源も不思議な音だったのを思えています。(CDも出ています)

美内すずえ先生は「子供の頃から一般的には理解され難い不思議な体験の数々をした」という一説を読んで納得しました。

個人的にはこの時、なぜか「アマテラスの続きは難しいな」と感じました。

美内は「40巻で『紅天女』の内容をけっこう詳しく描いております。でも、『紅天女』のラストは描いてない。40巻で描いて果たしていいものかという思いと、全部見せるのは良くないのではという思いがあって、わざと封印したんです。表現が変わるかもしれないというのも、理由のひとつ。『紅天女』の台本は20数年前に書き上がっていたんですが、地震や災害に関係するセリフをいっぱい書いていたんです。日本中のあちこちで災害が起こる現状で、それをそのまま出していいのかと考えてしまって……。

コミックナタリー

『紅天女』の台本が1990年後半ごろには書き上がっていたそうです。その中に地震や災害に関するセリフがいっぱいあるとも。阪神大震災は1995年ですが、その後はもっと被害が甚大だった東日本大震災が起こり、各地で地震が多発していることを考えると、『たつき遼』のような予知的な要素も感じます。

美内すずえ先生の持つ不思議な力が、たくさんの人が『美内すずえ作品』に惹かれる秘密かもしれません。

「アマテラス」も「ガラスの仮面」も続編を諦めたわけではありません。物語の続きは、ずっと頭の中にあって、一日も早く皆さまにお届けしたい、と心から思っています。どんな事情があっても、皆さまには”言い訳”にしかならず、あえて何も語らないできました。

— 美内すずえ (@miuchibell) April 13, 2021

美内先生は『アマテラス』も『ガラスの仮面』も続編を諦めていません。特にガラスの仮面に至ってはその物語の結末が10年の間でファンの中であらゆる想像を作っています。この事も、美内先生が結末に悩む原因かもしれません。実際、美内先生が書店に訪れたときに、たまたま『ガラスの仮面』の最新刊に否定的な意見をお喋りしてる女子学生に遭遇。

考えていたガラスの仮面の展開への考えが揺らいだというエピソードがあります。

何より、もともと2年ほどの連載予定だった『ガラスの仮面』

この間も、「自分はもう70歳なので、そろそろ完結してください」というお便りをいただき、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、結末も決めてますし、最後のシーンのセリフや絵は浮かんでいます。少しずつですが描き進めていますし、必ず単行本は出しますので、もう少し待っていてください!

ananニュース2021/12/18

美内すずえ先生が結末を決めていて、既に作品に取り掛かってるようですね。

必ず出ると約束されてるので、話題作になることは間違い無いですね。

大病院を経営する祖父を持ち、同じくそこで勤務する父親と妻の元に待望の第一子として生まれた千倉沙耶。子供の頃から不思議なことが次々起こりますが、父は『見えないもの』に一定の理解を示します。ただ、世界はこの女の子の誕生を待ち望んでいました。闇の組織などに狙われ出した頃、不思議な力を待ち侘び守ることを使命とした何やら凄い財閥のようなお爺さんが現れます。結構ぶっ飛んだ内容の『アマテラス』それでも時折、妙に説得力があり、実際にそういう世界があるんだろうな・・・と思ってしまう(汗)『たつき遼』さんのダイレクトな作風とは違い、何かとんでも無い事が起こるんだろうな・・・

と。予言的な感覚もある作品です。

 1980年代初頭から、「このままでは地球の未来が危ない!」というメッセージめいたものを切実に感じるようになりました。 今の世の中を支えている利益追求型の物質文明が本当にこのままでいいのだろうか? 本当に我々を生かしているものはなんなのだろう? 私たち人類はもっと宇宙や自然界と調和して生きるべきではないか? と深く考えました。 そして同じようなことを感じている人がきっと他にも多くいるに違いないと思い,その人々に呼びかける意味も込めて1986年に「アマテラス」を書き始めたのです。

 当時は見えない世界のことや精神世界のことを書くというのはかなり勇気が要りました。しかし、描かなくてはならないという思いが強く沸き起こり、判って貰える人に伝われば良いと決意して角川書店から連載をスタートしました。また、何かあれば「これは漫画ですから」の一言で済むとも考えました。

美内すずえブログより

結論的には何かメッセージを受け取って発信している自動書記のような漫画だったようです。

それにしても、ジュリアスと沙耶の関係も、スサノオと会えるのかも、感の鈍い私には『まほろば編』ではわかりません・・・

気になる復刊がいろいろと出ています。1986~2001年に渡って描き継がれて完結した、美内すずえの『アマテラス』が新装版として登場!

前世はムー帝国の戦士、日本ではスサノオノミコトの后だった女子高生が主人公。超人的なパワーが毎回湧き出てそこへ刺客も現れて…さらにUFOも亡霊も悪魔も龍神も。 pic.twitter.com/sMA0aNsgq9

— 清風堂書店@大阪東梅田 (@seifudosyoten) November 26, 2021

美内先生がアマテラスの作品を続けるにあたって、途中からメッセージが降りて来なくなったという一説があります。『倭姫幻想まほろば編』を完結として欲しかった一面もあるようです。「何があっても倭姫が守ってくれる」といった言葉もありました。実際には、美内先生が想像する限りの、震災や災害などを漫画で表現することには躊躇した可能性がありますね。ここまでくると、「信じるか信じないかはあなた次第です」になってしまいますが・・・地震や豪雨災害、コロナやサル痘・・・明らかに人々にとって良からぬことは多発していますもんね。あまり不安なことばかり考えず、単純に興味本位で続編を読んでみたいものです。

https://muplus.jp/n/n6e5b679b818f

美内すずえ先生は、芸能界に興味を持った少女はもちろん、スピリチュアルやオカルト好きにも数々の作品に興味を持たれます。それだけ謎めいた、あり得ないだろうけどありそうな、なんとも絶妙なラインの作品の数々。そして最大の不思議は現役でありながら途中で止まる漫画があること。(紹介した以外には『聖アリス天国』も)13月の悲劇に至っては予言というよりはパクられただけ感もありますが、

不思議な魅力を持つ美内作品だけに、『予言』とか、コジつけたかったのでしょうね。

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