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柏木昭男カジノに愛されて殺された男【ドナルド・トランプ】との関係は

6月28日の『仰天ニュース』で取り上げられる、ドナルド・トランプが恐れた男、

ミスターカシワギをご存知ですか?バカラで29億の勝ちを叩き出し、

前アメリカ大統領ドナルド・トランプと一世一代の大勝負で結果的に大敗し、

帰国後惨殺されるも、犯人がわからないまま闇に葬られた、謎だらけの伝説の男です。

映画『カジノ』では柏木昭男がモデルと言われている日本人も出演していて、記憶に残ってる方もいるのではないでしょうか?

また、カジノで身を滅ぼすと言うと、大王製紙のバカ息子『井川意高』を見て思い出す方も居たかも・・・

柏木昭男の謎多き人生とは?家族や子孫はいるのかなど、まとめて見ていきたいと思います。

(注※日本国では賭博は違法行為です)

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柏木昭男の生い立ち

1937年に山梨県富士吉田市で生を受けた柏木昭男氏。

この年は、三菱地所やトヨタ自動車工業の設立、アルコール専売法ができたりと、日本も発展の最中です。

父は宮大工だったそうなので、幼少期の記述は見当たりませんが宮大工は、一般的な大工さんとは収入が桁違いです。

裕福な家庭であったことは想像に容易いですね。

ただ、1937年生まれということは、もちろん戦争を経験しています。

小学校低学年で終戦を迎え、中学校卒業時は高度成長期、昭男少年は農業や、登山者の案内・荷物運びなどの仕事(強力)に精を出し、

苦節16〜7年余りの末、貯めたお金を元に1969年当時32歳で、不動産業・貸金業を営む『柏木商事』を立ち上げます。

事業は順調で、1970年代後半にはすでに億万長者と言われる存在。

柏木商事は後に、バブル景気と共に青天井、柏木昭男は億万長者から『不動産王』となります。

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ドナルド・トランプとの関係

ドナルド・トランプとカジノで渡り合った日本人

柏木昭男は、事業で金回りが良くなった1970年後半ごろから、カジノを始めます。

1990年1月にその姿は、オーストラリア、ノーザンテリトリーのダーウィンのカジノにありました。

ここでバカラを4日間にわたって賭け続け日本円にして29億円を稼ぎ出し、カジノ界でも一躍有名になります。

その為、世界各国から招待状が送られたと言います。

その中の一人が、ドナルド・トランプ。決戦の場はトランプ氏が持つ、『トランプ・プラザ』内に併設のカジノ。

(しかもトランプ氏が所有するプライベートジェットでの送迎付きだった!)

1回目のトランプとのバカラ対決では23連勝。600万ドル(当時のレートで、約8億7千万円)勝ち取った柏木昭男。

トランプが恐れる日本人ギャンブラーと更に有名になります。

ドナルド・トランプが見逃すわけもなく、同年5月に再戦を申し込みます。

この時柏木昭男は前回勝ち取った600万ドルの倍の大金を持参したそうです。

この対決でも、柏木昭男は勝負強さを発揮、一旦925万ドル(約13億4千万円)を得ます。

その後事態は逆転し、最終的には、1000万ドル(約14億4千万円)を失ってしまいます。

一夜にして、夢も得られれば、吹き飛ぶ・・・カジノって怖いですね。

この件で、柏木昭男はウォール・ストリートジャーナルに『世界で最も派手なギャンブラー』と紹介され、

カジノ界では恐れ知らずの武士として『Warrior(ウオーリア)』と呼ばれるようになります。

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柏木昭男の家族

柏木昭男は1992年『柏木御殿』(時価総額50億とも)の台所で無惨にも20箇所以上刺され、失血死の状態で見つかります。

見つけたのは、当日いちご狩りに出かけていたと言う柏木昭男の家族。

柏木昭男には妻と子供が3人と言われていますが、その詳細や情報のソースは現時点でわかっていません。

解っているのは、家族がいちご狩りに行って帰宅したら柏木昭男が台所で倒れていたこと。

当日、一緒に行く位予定だったのか、父親は風邪で行けなかったという供述。

いちご狩りという背景から雰囲気的に子供はいる様子。

(死亡当時54歳の昭男が家族と一緒にいちご狩りに行かなかった理由は風邪気味だったからだそうです。)

1992年、母親が一人で(3人の子供がいたと仮説して)子供たちをいちご狩りに連れて行ったとすれば、

当時、大きくとも小学生、小さければ3歳くらいと思われます。

子供が実在していれば、現在30代から40前後の柏木DNAが存在するものと思われます。

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なぜ殺されたのか?犯人候補は?

当時、柏木昭男の殺害容疑で、暴力団幹部の男と、看護師の女が殺人擁護で逮捕されました。

この2人は容疑を否認。物的証拠すら見付からず、1994年に釈放されています。

柏木昭男は不動産業の傍ら貸金業も営んでいて、取り立ての厳しさもあり、怨恨者が多い人物だったとも言われています。

更には、カジノ絡みで最終的には900万ドルの借金が残っていたとも。

柏木昭男殺害事件は、犯人が特定できないまま2007年に時効を迎えています。

カジノで負けた際は周りが理解に苦しむほど機嫌が悪く、そんな時はあたり構わず、お口も態度も派手に悪くなっていたそう。

恫喝的な態度も多かったという、柏木昭男氏

仕事上を含む国内の怨恨者、多額の借金に起因する海外マフィア、犯人として捜査線に上がった人は少なくなかったでしょうね。

結局、犯人や殺害の真相は殺された柏木昭男さえ、不明な可能性があります。

元々、色々あって姿を隠したいという意図もあったのか、顕示欲がなかったのか?カメラが嫌い。

恫喝的で、取り立てにも厳しい性格上、メッタ刺しという派手なやり方の自死の可能性すらある性格の持ち主です。

謎・・・

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あとがき

1995年にアメリカで公開された映画『カジノ』に出てくる日本人『K・K・イチカワ』のモデルが柏木昭男氏

演じたのが俳優の市川勇さんなのですが、海外で本人と間違われて写真を掲載された可能性があるらしく、

柏木昭男さんで検索すると、市川勇さんの写真が並びます・・・(笑)

カジノ関連は日本より海外の方が注目度が高いのでしょうね。

それにしても、カジノのような賭け事にハマるとお金は道具にしか見えなくなるのでしょうね。

身を滅ぼす人の話が必ずついてきます。まさに『泡銭』そして、柏木商事もバブル期の王者。

シャボン玉のように命まで失った柏木昭男さんについてまとめて見ました。

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