【女性初】W杯審判・山下良美の年収や私生活・審判になった経緯について | プレTALK

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2022年11月8日開催のサッカーW杯カタール大会で、W杯の審判団では世界初となる女性審判に選ばれた山下良美さん。サッカー選手以上に体作りが大変と言われるサッカーの審判員。山下良美さんの細い体でそこにそんな体力が?先日は女性として初めてJ1リーグ(FC東京VSサンガ京都F.C)の主審を務めたことでも話題になっていましたね。

ここでは、山下良美さんの気になる年収や私生活について(結婚など)と、審判になった経緯をまとめて見ました。

ちなみに、Jリーグの審判は、試合ごとの手当がその収入の全てなんだそうです。

試合ごとの手当ては試合の階級による様です。

J1主審・約12万円J1副審・約6万円J2主審・約6万円

J2副審・約3万円

山下良美さんは2012年に、女子1級審判員の資格を取得。その後、2015年には国際審判の主審の資格を取得しました。2016年と2018年にFIFA U-17女子ワールドカップに派遣されています。この時は主審を3試合務めました。一方国内でも2019年に全国高等学校サッカー選手権大会で審判団を務めたり、その活動は幅広いので、J1やJ2の審判手当てはあまり参考にはならないでしょう。

それでも、出場試合数は収入に比例すると思います。

シーズンによって異なるのですが、私の場合は週に1度、試合で審判を行っています。それに向けて毎日トレーニング、準備、コンディションを整えていくようにしています。

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シーズンによって異なる・週一回は審判を行なっている。月に換算するとして、報酬はもちろん出場する試合にもよるので、1試合につき、3万なら4回出場で12万円。12万円なら4回出場で48万円と、毎月の収入は不安定ですね。ちなみに、山下良美さんは試合のない日は会社員として働いています。(2021年7月のインタビュー時)

山下良美さんは、普通にサラリーマン収入も得ながらの審判員としての生活を送っていた様です。

ただ、もちろん試合ごとの手当てにとどまらないのが審判員の世界です。『プロフェッショナルレフリー』として、日本サッカー協会と契約を結ぶとこれには限らず、年棒が当たるそうです。

Jリーグの場合は、プロフェッショナルレフリー契約を結んでる場合のみ、年収1千万円を超えるそうです。

山下良美さんは2022年8月1日から2023年1月31日までの半年間、日本サッカー協会と、このプロフェッショナルレフリー契約を結んでいます。ということで、山下良美さんのサッカー審判としての年収は1000万円を超えていて、

今回はW杯への参加。サッカー審判員としての収入ヒエラルキーの中でも、山下良美さんは上位に位置するはずです。

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現在36歳の山下良美さんが結婚してるのか、お子様がいるのか気になってる方は多いようです。

山下良美さんが結婚してるかについて調べると、どのサイトも引用している唯一のインタビュー記事があります。

期待の大きさを受け止めた山下氏は「女性審判員が目を向けていただく機会はなかなかないが、こういう場で認知されて、仕事や育児の両立という環境面もあるので整っていったらいいなと思う」と環境整備への思いも口にした。(ゲキサカweb)

これは、女性としての立場目線でのコメントと受け取る方が正解です。山下良美さんには【女性初】というキーワードが付きまとい、社会的注目度も高いことから、サッカーのみならず、これまで女性が活躍の場でなかった背景を考えての発言でしょうね。

結論からすると、山下良美さんは独身です。男性の好みなどについても答えたものもありません

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さまざまな試合を担当していくなかで、その時々の課題を克服するために、体力、語学、分析力、判断力などそれぞれの必要性に気づいていくのが大切です。 私は試合のなかで気づくことが多いので、自分に足りないものがあれば、トレーニングしたり、研修会で学ぶなど積極的にするようにしています。特に自分や仲間が審判を担当した試合の映像を見て分析し、これは身に着けたいと思うことが多いですね。自分自身で常に何かを感じて吸収していこうと思っています。

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山下良美さんももちろんですが、サッカー1試合で走り込む総距離はサッカー選手を大きく上回って約13kmほどになるそうです。その間、タイムを測り、選手の動向に目を向け、判断・分析し、時には詰め寄る選手を交わし・・・単純に考えても基礎体力、メンタル補強、座学、更なる体力トレーニング、語学・・・それに加えて会社員の山下良美さん。時間が足りなさそうですし、実際時間が足りないとおっしゃってる場面もあります。日々、流れる時間との戦いで、男性が取り入る隙がなさすぎる気もしますね。それでも山下良美さんの口から発せられる言葉は常に前向きでエネルギッシュ。

目もキラキラしています。どんな環境で育ったらそうなるのでしょうか・・・下へ続く。

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山下良美さんは4歳の時に兄の影響で地元・東京都中野区のサッカースクールに通います。文武両道の都立西高校に進学しますが、サッカー部はありますが、女性部員がいるかは不明なので、高校生活では部活とは違う形でサッカーを続けていた可能性が高いです。その後、東京学芸大学では女子サッカー部に入部しています。大学在学中に先輩の坊薗真琴さんに声をかけられ、審判を経験します。

最初は全く興味がなく、「1試合やればいいか・・・」くらいの軽い気持ちだったそうです。

「審判員として活動していなかったときは審判が目に入っておらず、言ってみれば全く興味がない世界でした。一緒に試合をしているのに全然見えていない存在で、最初は無理矢理やらされたといいますか、最初の試合に関しては全然気が進まなかったんですが、まず1試合やればいいやという気持ちでした」

ゲキサカ

先輩に声をかけられたら断れないな・・・という、体育会系あるある。

ただ、運命の転機ってどんなところに転がってるかわからないものですね。

 当初は乗り気ではなかったという山下氏。しかし「最初の笛を吹いて、時間を測って、最後の笛を吹くだけ」という心持ちで臨んだ初戦が転機となった。次第に「1試合ごとに『もっとこうしないといけない』というのが出てきて、それがここまで積み重なってきた」と向上心をかき立てられたのだという。

ゲキサカ

『もっとこうしなければいけない』の積み重ねが、あれよあれよと、なでしこリーグを担当できる審判資格を取得し、今や世界に羽ばたくサッカー審判員です。山下良美さんは元々素直で、真面目でストイックなのを絵に描いたような人ですね。

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関西テレビの『報道ランナー』にリモート出演した山下良美さん。

女性初としての責任を負えることを誇りに思う。

プレッシャーや責任を感じて、前は不安な気持ちとかいってたんですけど、

いつも通りのことに自信を持って臨みたい。

W杯だけでなく、女性活躍・女性進出の点で、サッカーがスポーツを引っ張っていく、そういう思いや可能性が広がっていけばいいな。


W杯に参加する以上、楽しむ責任ももちろんあると思うので、なんとか楽しみたいと思います。

そう語っていらっしゃいました。日本人としても誇らしいですよね。

山下良美さんのおかげで、サッカーを見る楽しみも倍増しそうです!

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