横山やすしの息子木村一八は現在５２歳・親子の伝説的な事件も振り返り | プレTALK - プレTALK

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『やすしきよし』『やすきよ』の愛称で、関西の漫才界を牽引した横山やすしさんと、西川きよしさん。横山やすしさんがアルコール性肝硬変で急逝してから26年・やっさん51歳の時でした。残ってる写真はもっとお爺さんに見えますが、10年間アルコール依存症で重度の慢性肝炎の為だった様です。なくなるまで世間を騒がせたやっさんの息子はデビューするなり大人気を博し、大問題を起こして一線からは退いた木村一八さんです。現在52歳で筋肉バキバキですが、一時期はお父様そっくりでしたね。

木村親子は起こした事件も似てました。親子そっくりの写真と共にお楽しみください。

当時13歳の木村一八さんと、親子で出たCMです。木村一八さんが2歳の時に両親が離婚し、当初親権を持つ母と共に静岡県浜松市で幼少期を過ごしますが、経済的な事情から10歳の時に父親である横山やすしさんに親権が渡り、大阪の摂津市へ。中学校に入った頃から父の伝を頼りに芸能活動を始めます。バラエティーやドラマ、CMに出だすとその初々しさと、端正な顔立ちで「可愛い！」「かっこいい！！」と、若い女の子を中心に人気を集めました。当初は西川きよしさんの次男・西川弘志さんと漫才を披露したりもしていました。

（西川弘志さんは木村一八さんと同じ歳・一八に続け！と高校を中退して芸能活動を始めました。現在は福岡県で飲食店経営者になっています。）

中学校しか出てないせいで苦労したと、後悔のあった横山やすしさんは、息子の一八さんにはせめて高校は出た方がいいと言っていましたが、木村一八さんはすでに芸能界での先見も見出していた上に高校へ行く理由もなかったでしょう。中学卒業後はすぐに吉本興業に所属し、『毎度おさわがせします』（コンプラ的に再放送不可）で中山美穂さんとW主演を果たすと、その人気は全国区へ。

アイドル雑誌『明星』などでも特集され、関西弁のままインタビューに答えるところも人気だった様に記憶しています。

木村一八さんがタクシードライバーに暴行し、逮捕された事件は有名ですが、父の横山やすしさんも同様の過去がありました。

木村一八は1988年、タクシードライバーへの暴行により傷害事件で逮捕、少年院送致となっています。タクシードライバーは脳挫傷により生死を彷徨いました。しかも前後の経緯から完全なとばっちりでの被害です。タクシードライバーへの派手な暴力や勝ち誇ったように周りの仲間と盛り上がるという暴挙。未成年飲酒での犯行でしたが当時そこはさほど問題視されなかった気が・・・そして木村一八が19歳という未成年犯罪だっただめ、マスコミの実名報道に対する対応が別れました。これにより、吉本興業は木村一八との専属契約を解消しました。当時、出演中のテレビドラマ『疑惑の家族』を降板、出所後も自粛の姿勢をとっています。

この時は数億とも言われる違約金（払わず）やマスコミなどからも逃れるために、

少年院から出所後すぐに40日ほど比叡山のお寺に匿われたそうです。

逮捕歴1988年・タクシードライバーへの傷害罪で逮捕1995年・アメリカ人少年への暴行で逮捕

2006年・日本刀所持により銃刀法違反で逮捕（模造刀だったため不起訴）

横山やすしさんは1970年12月を皮切りにタクシードライバーとのトラブルを2回起こしています。最初は、タクシードライバーへの傷害事件とされていますが、この事件では意外な事実も発覚。横山やすしさんのタクシードライバーへの傷害事件で駆けつけた警察官に身分証明書として免許証の提示を求められた際、「俺、国際免許やねん！」と言って、海外で免許証を取るチラシを出したという逸話もあります。

普段車の運転もしていたそうですが、この件で無免許である事も発覚しました。

1977年には、タクシードライバーと口論になり「お前ら、今でこそ運転手と呼ばれとるが、昔で言えば駕籠かき雲助やないか」と言い、車に蹴りを入れ、運転手から侮辱罪で告訴されました。

親子でタクシードライバーとは相性が悪いみたいですね。

若くして人気絶頂を味わったのも束の間、気が大きくなり父と同じように稼いだ以上にお金を使ったと言われる木村一八さん。「消えた芸能人」「ヤクザになった」などと噂されていますが、Vシネマでは欠かせない存在になっている様です。「ヤクザになった」と噂されるほどの演技力でVシネファンの間では定評があります。

また、2018年には横山やすしさんについて語った書籍『父・横山やすし伝説』を執筆しいています。