学生の就活を支援する企業『Synergy Career株式会社』が運営するブログ『就活の教科書』にて、底辺の職業ランキングを発表してしまいました。(現在は削除で火消し対応中)いやいや・・・どう言うこと?これは一体何を基準に発表してしまったのでしょう。
個人的には経験済みの職業が含まれていましたが・・・あなたは底辺の仕事中でしょうか?ご確認ください。
ブログ公開時のアイキャッチ画像
↑削除された記事が魚拓されています。底辺職① 土木・建設作業員底辺職② 警備スタッフ底辺職③ 工場作業員底辺職④ 倉庫作業員底辺職⑤コンビニ店員底辺職⑥ 清掃スタッフ底辺職⑦ トラック運転手底辺職⑧ ごみ収集スタッフ底辺職⑨ 飲食店スタッフ底辺職⑩ 介護士底辺職⑪ 保育士底辺職⑫コールセンタースタッフ底辺職(例外)株・FXトレーダー
投稿の内容によると、これらの仕事の特徴は、肉体労働である。誰でもできる仕事である同じことの繰り返しであることが多い。他にも、汚い、給与が安いなどの文字も。加えてデメリットには、平均年収が低い結婚の時の苦労する
体力を消耗する・・・
ここまで人を平然と見下せる企業っていったい何なのでしょう?(ちなみにFランク大学についてもまとめています。)こんなことをネット内で発言する人に限って、カスハラ(カスタマーハラスメント)体質では?と疑念すら持ってしまいます。
例外のFXトレーダーなどが務めてないからだそうですが、じゃあ就活サイトに必要ない情報です。
代表 岡本恵典
2020年6月5日設立代表 岡本恵典
2015年に大阪府立大学大学院・理学系研究所・分子科学専攻・合成有機化学研究所を卒業しているそうです。
私は就活当時、錯綜する就活情報の中、面接で自分のことを最大限伝えられず、何社も落ち続けました。
その後、なんとか内定をもらった企業へ入社しました。
しかし、内定をもらったものの、本心から納得できていませんでした。
結局、働くのが嫌になり、9ヶ月という速さで退職してしまいました。
振り返れば、あのとき自分で情報を取捨選択できていれば、納得の行く就活ができていたと思います。
代表挨拶より
ここだけ切り抜けば、何社も落ちて、やっとの思いで得た内定。でも9ヶ月しか続かなかったよ(笑)何社も落ちた理由は、自分のことを最大限伝えられずとしていますが・・・意外と伝えてたからダメだった可能性も・・・ここまで来ると、岡本恵典氏が社会不適合な雰囲気がありますが・・・納得がいく就活ができなかった事を見直し、就活生の支援をしたいと思ったことがSynergy Career株式会社を立ち上げたきっかけのようですね。そして、今回の問題の記事を執筆したのは、社長自らのようです。
現在、いろいろ削除されていますが、シナジーキャリアさんはいろんな企業にインタビューもしています。
そんな中で最近紹介していた『株式会社プレコフーズ』さんは、飲食店ありきで成り立つ企業です。ちなみに、食品の流通部門があり、トラックの運転手がいなければ会社は運営できません。
面接の受け方を研究する前に、世の中の仕組みから勉強し直した方が良さそうです。
就活の教科書より
『就活の教科書』は就職ジャンルで1位に選ばれたこともあるようですね。底辺職という新語まで生み出し、回避法まで紹介していますが、その回避法はかなりお粗末です。最後のまとめの部分で紹介してありました。
世間一般的に言われている底辺職について解説しましたが、何を底辺職と呼ぶのかは人それぞれです
私の周りには幸い、人の仕事を馬鹿にするような人はいないので「底辺職だな〜」という会話は聞いたことがありません。そして、底辺色の特徴は再度強調して、
底辺職と呼ばれている仕事は誰でもできる仕事である場合が多いですと書かれてあります。
そして底辺職の回避方がこちら。
底辺職と呼ばれる仕事に就きたくない方は、転職したり、スキルや資格を身に付けることが重要です
岡本氏が言う底辺職も含め、どんな場面でもスキルや資格が必要なことは誰でも知っています。
Synergy Career株式会社HPより
「就活の教科書」を運営するSynergy Career(大阪市)は29日、J-CASTニュースの取材に対し、「弊社では現在、いただきましたご質問内容につきまして、今回の記事の作成者に、改めて記事の作成経緯を含め事実関係を確認し、弊社内で、今後の対応について検討中でございます」と回答した。
J-CASTニュース
誰が回答したのでしょうね?記事を執筆したのは社長だそうですが、今後の対応については自問自答しているのでしょうか?ちなみにSynergy Career株式会社も求人をしています。その求人情報によると、休日は要相談でそれ以上の記載なし。年収240万円からだそうです。それって・・・底辺より・・・?いや、悪口言えばいいだけの楽な仕事かもしれませんね。今回底辺職と紹介された職種は、確かに仕事に見合った賃金でないことがほとんどです。そして、これらの仕事をしてくださる人が居ないとどれだけ便利になったとは言え、世の中が成り立ちません。
まず、政治自体が口ばっかりの政策ではなく真剣に見直しを行って欲しいですね。
error: Content is protected !!