『ミステリと言う勿れ』で、作中に出てくる漂流郵便局が話題です。ミステリと言う勿れ作者の田村由美さんは2019年にこの郵便局を訪れて実際に取材されています。
実際に訪れてと言うことで実在する漂流郵便局について情報を集めてみました。
行ってみたい漂流郵便局
漂流郵便局
郵便局ですが、日本郵便株式会社とは関係がありません。漂流郵便局は2013年に瀬戸内国際芸術祭の作品の一つとして、久保田沙耶さんによって製作されました。当初、久保田沙耶さん自身が局員を務め、その後実際に郵便局で局長をしていた中田勝久氏が局長に就任しています。Missing post officeと英訳されるここは、送り先のわからない手紙の数々を引き受けています。その宛先は、故人だったり、未来の自分や、子供に宛てて書いていたりと、なんとも切なくてロマンティックですね。
漂流郵便局観光案内のホームページ
香川県三豊市詫間町粟島1317‐2
一時期はホームページのサーバーがダウンしていました。現在はコロナの影響か、臨時休館されています。
手紙を読むことも出すこともできます
漂流郵便局に送られた手紙の数々はアート作品となり、著作権は久保田沙耶さんに移転します。一度送った手紙は返ってきませんが、誰でも読むことができます。そして、その手紙が自分宛だと感じたら持ち帰ることも可能だそうです。漂流郵便局に手紙を出すには、ハガキに手紙を書き(宛名は実名でなくてもいい。「優しかったおばあさんへ」など)
下記住所へ送ります。
〒769-1108香川県三豊市詫間町粟島1317‐2
漂流郵便局留め
もしくは、漂流郵便局留内で販売されている漂流郵便局宛の投函セットを購入して行います。
SNSでは
見ながら気になってググったらマジにあるんだびっくり。
全然知らない人の手紙を読んで泣きそうになったのを覚えてる。
(亡くなった母への娘からの手紙)
など・・・オミクロンが落ち着いたら行ってみたいです。
書籍もあります。自宅で涙活できる!
『漂流郵便局ー届け先のわからない手紙預かりますー』『漂流郵便局ーお母さんへー』どちらも税込1320円 Kindle版も販売されています。心のこもった手紙の数々、涙活にいかがですか?
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