MDMA所持で交際男性と共に逮捕されたという衝撃ニュースで話題になっている道端ジェシカさん。2月27日にインスタグラムで報告した道端ジェシカさんの蛙毒が話題です。
蛙の毒を体内に取り込んでデトックス効果を得る療法とはどういったものなのでしょうか?
出典・Instagram
カンボ蛙治療とは、カンボ蛙という蛙が居て、それを使用するわけではなさそうです。
『カンボ』というのはシャーマンが行う儀式の名称です。南米のアマゾンに生息する蛙の毒を体内に入れることによって強烈なデトックス効果を得るのだそう。そもそも蛙が苦手な私には恐ろしさしか無い・・・。
その蛙の姿がこちら
http://www.kaeru-hanbai-fever.co.jp/blog/index.php?itemid=1182
儀式に用いられるのは『フタイロネコメガエル』という品種で、国内のネット通販などでも取引されています。
皮膚からはアルカロイド系の毒物が採取でき、生息地の原住民はその毒を抽出し狩猟に利用したりするそうです。
ちなみにケシから抽出されるモルヒネもアルカロイドです。
蛙の毒は経口摂取ではなく、皮膚に傷を入れてそこに毒を乗せるようです。
実際にカンボ蛙治療を受けた方がその体験を詳しく書かれていました。
木の棒を燃やし、皮膚を火傷させます。当たり前ですが、これがとってもアツイ! 呼吸に合わせて4箇所を焼かれました。焼けた皮膚を取り除き、木の板に塗られたカンボ(毒)をシャーマンが小さく丸めると、ついに毒盛りが始まります。
1つ目はなんてことはなかったのですが、2つ目からは焼けるような熱さを感じます。生まれて初めて、リンパの循環の早さを体感しました。こんなに早く全身に回るとは驚きです。毒盛りから30秒後、本格的に気持ち悪くなりました。体に力が入らなくなり、手の感覚も次第に弱くなり始め、顔がチクチクしてきます。今、話題の【カンボ】で壮絶体験!-カエルの毒で感情を浄化するデトックスとは?- |BEST TiMES(ベストタイムズ)元「ミス・ユニバース」ファイナリストにしてバイリンガルのヨガトラベラー・土屋愛が、体験ベースで世界の“健康&精神世界”や“日本と異なる文化や価値観”を紹介する連載。
とても普通では「体験してみよう!」とならない内容ですが、スピリチュアルファンには人気の儀式のようです。
カンボ蛙の儀式によって、胆汁(負のエネルギーの溜まり場)を浄化する(吐く?)そうです。儀式後は「思考がクリア」になり、肌艶も良くなるといいますが。
「思考がクリアになる」とは、スピリチュアル界隈で良く用いられるワードですね。
悩んでいた事や、苦しんでいたことが実際に解決するわけでは無いのですが、その悩み自体が大したことなかったり、悩みとするものは自分で引き寄せてたとか、自分が悩みと捉えていただけ・・といった考え方・思考の問題。そこをクリアにする・・・
要は生き方は考え方次第といった思想に基づきます。
出典・instagram
道端ジェシカさんがカンボ蛙治療を行う際の部屋にはシンギングボールのようなものが数個置かれ、いかにも今から儀式が始まりますといった感じ。
蛙の毒でデトックスという一見神秘体験のような儀式ですが、その内容はアルカロイド系の毒素を体内に取り込んで強制的に吐くだけというもののような気がします。
しかもその毒は狩猟にも使用する物。アルカロイド系の毒を体内に取り込むことでかなり気持ち悪くなり、それを吐いたらスッキリした気分になるでしょう。カンボ蛙治療はデトックス効果を謳っていますが、その実態はよくわかりません。 シャーマンの儀式には植物や樹木の毒素や幻覚効果を利用するものがほとんどです。
神秘体験のように見えても実際は科学的・医学的に解明できる部分も多そうです。
それにしても、そんな毒を皮膚に持つ蛙が国内でもペットとして飼われてるなんてなんだか怖いですね・・・
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