昨夜(11月8日)の皆既月食と天王星食(惑星食)は見ることができましたか?日本は全国的にいいお天気で、私も窓から身を乗り出すほど天体ショーを楽しみました。ところで、天王星って聞いたことはありますが、占星術的にはどんな星なのでしょうか?一時期、占星術を軽い気持ちで勉強したプレTALK筆者が、めっちゃ端折ってわかりやすく解説します。(※占星術にはいろんな読み方があるので、あくまでプレTALKの星読みです)
ちょっとした待ち時間などにお楽しみください。
天王星は、7年かけて星座を移す。
天王星は、生まれた時にある位置から、大体21年ほどで丸いホロスコープを90度移動します。(天王星は7年で星座を移動する為)天王星が個人のホロスコープを90度移動した位置を『スクエア』120度移動したら『トライン』この角度の時に影響が出やすいと言われています。ホロスコープを天王星が1周回ってきた時には人は大体84歳くらいになります。簡単に言えば、天王星は84歳くらいでやっと自分が腑に落ちる位置に戻ってくる印象です。
月のように、2日半ほどで一つの星座をまたぐ星もあれば、
(月は感情に作用します。昨日は落ち込んでたけど今日は元気みたいな)
太陽のように1か月ほどかけて一つの星座をまたぐ星もあります。
(一般的に自分の星座と認識しているものが太陽星座)
そんな中、天王星は7年かけて一つの星座をまたぎます。
極端に言えば、一つの小学校の全学年皆んな、同じ天王星座を持つことになります。
同じ星座の友人とも、月星座が違う、水星星座が違う等と、複雑なので、
同じ星座でも同じ運勢じゃないのはこういう簡単な仕組みです。
天王星が影響する時
天王星が影響するのは、ホロスコープでアスペクトと言われる角度を作る時と言われています。なので、天王星に限って言えば、スクエアに位置する時が大体21歳前後。トラインに位置する時が大体42歳前後。細かくいうと、7年に一回くらい天王星の影響が現れます。「今まで親が幼稚園に送り迎えしてくれてたのに、今日から重いランドセル背負って登校」といった軽い変化を受ける7歳ごろ。「仲の良かった友達グループなのに最近退屈だな・・・」などの環境に対する感情の変化が起こるなどする14歳ごろ。自分は周りとは違うな・・・と、なんとなく感じて人生の次のステージが変革する時です。
それまで当たり前と思っていた環境に変化が現れやすいのが、天王星の影響です。
その角度が緊張状態にある時のスクエアに位置する21歳ごろに、初めて強く影響を受けると言われています。
もちろん悪い影響ではなく、自分の考え方や、物事を見る角度がそれまでの経験を通じて変わるということなんです。
11月8日・天体ショーのホロスコープ
http://www.horoscope-tarot.net/res/
ホロスコープを無料作成できるサイトで、11月8日の天王星が月の裏に入った直後20時30分の東京を起点に作成しました。(ホロスコープ好きの方は、この画像を読んで楽しんでみてくださいね。)他力本願で作成して頂いたホロスコープを見てみると、月と天王星が11ハウスの牡牛座に位置しています。
月と天王星は共に、不動宮の土というサインを持ちます。
土の中にも、火山や地形変動の質を持つ活動宮森林や鉱物を蓄えた山のような不動宮
畑のように人が手を加えて形成されるような柔軟宮があります。
11ハウスは、未来や将来を考えるハウスです。11ハウスに月がある時は友人や仲間意識が高まります。11ハウスに天王星がある時は、ちょっと今まで関わらなかったような人に関わります。それが共にあるということはざっくりいうと、異業種交流が起こりやすいと言ったところでしょうか?今までと違ったビジョンを持って、将来的にも影響を受けると言った感じですね。
これまで培ってきた意見が覆されると言った厳しいものではなく、
それでも想像といったビジョン的なぼんやりしたものでもなく。
牡牛座にあるので、もっとクリエイティブで、
より実践的に、実質的に形にして行く力を与えます。
今の政治で言うと、政治家だけで物事を決めるのではなく、視野をグローバルに全く違うやり方をしている国や企業や個人に意見を求め、力を合わせることがより良い社会の具現化に一役買ったり。友人関係も、利害関係だけではなく(形になりやすいので利害も生まれる)友人であることそのものがステータスになるような、お互いを尊重し合える関係が育まれたり。同調するのではなく、違う意見も尊重できるような。
『みんな違ってみんな良い』といった小学生の時に黒板の上に貼ってた標語のような、
人と接することにおいては、お互い尊重してそれぞれが得意分野で協力し合うような
原点回帰が起こりやすいのかなと思います。
天王星の大きさ
地球からは肉眼で見えないほど小さな天王星。その大きさは地球の約4倍の大きさなんです。巨大な氷の惑星なんだそうですよ。小さく見える大きな星。天王星までは地球から30億km前後向こうの彼方。光の速さでも2時間半から2時間40分くらいと言われています。なので、当然ですが、このTwitterの画像で見えている天王星は約2時間半程前のものです。今見えてる星が数日前には消失していたものなんて話もありますが、
宇宙のロマンはこういった科学的なところにも満載です。
天
王星からの地球はどう見えるのでしょうね、
地球の存在すら天王星は知らないかもしれません。
みなさん素敵な写真が撮れていますが、もちろんすごいカメラを使っておられます。ただ、スマホでも綺麗な写真を撮ってる方もお見かけするんですよね。
私の技術が足りないのか、I Phoneではやっぱりうまく撮影できませんでした。(ちなみに13)
Googleピクセルの方が撮影した皆既月食が綺麗でした。羨ましいので置いておきます。
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